本のご紹介

『合気道競技』

監修:成山哲郎 ((NPO)昭道館合気道連盟 師範)
著者:大森竜一・成山哲也

目次

「まえがき」(抜粋)
  本書は富木謙治師範によって創案された合気道競技の説明を中心に「歴史編」「基礎編」「乱取編」「護身編」 の四部で構成しています。
 まず「歴史編」では、合気道の発祥と発展過程について、そして富木師範の歩まれた足跡を辿りながら、 合気道競技の創案から現在に至るまでを説明しています。
 次に「基礎編」では、姿勢と構え、受身、移動法、基本練習等について解説しています。ここでは特に、 柔道創始者である嘉納治五郎師範が説いた「柔道原理」に基づいて、合気道の基本構造を研究した富木師範の理論について学ぶことができます。 またこの中で紹介した相対基本練習は、合気道の極意とも言える内容を凝縮させた練習方法ですから、是非とも日々の稽古に取り入れて頂きたいと思います。
 「乱取編」では、現在合気乱取法の中心である短刀乱取法を取り上げ、「乱取基本の形(17本)」と 「短刀側の返し技(14本)」を解説しています。ここでの内容を短刀乱取競技における技を研究する際の参考にして頂きたいと思います。
 最後の「護身編」では、富木師範が高弟である大庭英雄師範と共にまとめられた古流護身の形50本全てを解説しています。 この護身の形には徒手技はもとより多くの武器技法及び対武器法が盛り込まれており、 ここで徒手技から武器技、また逆に武器技から徒手技への技術の相関性を学ぶことができます。 合気道が総合武道と言われる所以はここにあるとも言えます。
(続きは実物をご覧ください。購入希望の方は、昭道館本部道場指導員まで。)







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