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JAA指導部主催夏季伊勢原講習会
開催期間:2006年07月29日(土)〜30日(日) 場所:伊勢原市立武道館(神奈川県伊勢原市)対象者:JAA認定有段者 写真はこちら 【第一日目終日レポート】
担当講師:志々田文明師範概要:富木理論の独自性 手刀・手刀体操・崩し 昭道館本部では相対基本の稽古として「後の先の崩し」が実施されています。これは手首取りからの崩しですが、その時の肘関節は若干曲がっています(5〜10度)。また、崩す途中、受けと取りは接近します。 柔道家からすると間合いが近いポジションからだと柔道技が容易に掛けられるということで、この講習では、その間合いを遠く取るように工夫された後の先の崩しが紹介されました。 まずは手刀動作。3-4本目は巻き突きなので弧を描くように手を前にだしますが、ここでは曲げることで強さが弱まることを改善する為、真っ直ぐに手を前方にだす。しかも後に下がりながら。 「後の先の崩し」の稽古では、手を真っ直ぐ差し出しながら下がり、手首を掴まれながらも間合いを大きくとった状態で受けを崩すという稽古でした。 通常の「後の先の崩し」では、取りと受けが接近する時には受けが次の攻撃を行えないようにタイミングや入り身に工夫がされています。それ以外にもこの稽古にはたくさんの要素が含まれています。しかし、「素直な」受けと稽古していると、本来稽古できるはずの要素の一部しか稽古できていなくても、それに気づくことが困難になってきています。そういう意味では、肘を曲げすぎない、相手が充分な体勢のままで近づかない、さもなくば反撃をくらうということを認識できる稽古であったと思います。 【第二日目午前レポート】
担当講師:成山哲郎師範概要:中高段者審査内容 六段昇段審査内容からは、護身法-道衣取りの前半五本 前襟取り→逆手取り小手捻り抑え 相構え中袖取り→小手返し 逆構え中袖取り→脇固め 逆構え中袖取り→逆手取り小手捻り抑え 両袖取り→下段当て 五段の昇段審査内容からは、護身法-手首取り十八本の内、相構え片手取りからの五本 (1)押し倒し (2)引き倒し (3)小手捻り (4)小手返し (5)転回小手捻り 【第二日目午後レポート】 担当講師:成山哲郎師範 概要:古流護身之形(対武器技法を中心に) (文責:関西合気道競技連盟広報部員M) 講習会の様子
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